動作検証・調査する | 受注自動処理AWSマニュアル

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設定を動作検証したり、意図しない動作を調査する方法を解説します。
「実行してもうまく反映されないことが何度かありまして」というケースは、ほとんどが、
・ルールの設定が間違っている(→1の動作検証をしてください。)
・アプリで処理せずに納品書印刷している(→2の履歴を確認してください。)
です。

1.「プロセスを表示する」にチェックを入れて「確認表示」する

(1) ルールの条件判定を検証する。

やりたい事が
楽天でネコポス可能な商品の場合は、
発送方法をネコポスにして、消費オプションに【ネコポス】と入れたい。
で、

と設定したとして、

伝票が


メイン機能にて伝票番号にチェックを入れて起動、「確認表示」すると



ネコポス可能ではない商品があるのに、 発送方法がネコポスになってしまう。

「プロセスを表示する」にチェックを入れて「確認表示」すると、


2行目の商品名にネコポスが含まれるので、一致となり、 ルールが採用されている。


「商品のみ」にして


「プロセスを表示する」にチェックを入れて「確認表示」すると、

1行目、3行目の商品名にネコポスが含まれないので、不一致となり、 ルールが不採用になる。

この例は、ほぼ小学校レベルの国語の話ですが、
「が有る」 と 「のみ」 の違いがわからないような際にも、具体的に動作を検証できます。


実務的には、複数のルールの順番や条件の過不足などを、具体的に検証して、修正するためにご利用ください。

例えば、
ルール.1にて、A かつ B ならば C にする。
ルール.2にて、A ならば D にする。
としてしまうと、
A かつ B でも ルール.2 により D になってしまうような間違いが検証できます。
ルールの順番を変更するのか、ルール.2の条件を 「A かつ B ではない ならば」に変更するのか、御社の業務ロジック次第です。


2.更新後の伝票について「履歴」を確認する

(1) 処理済みかどうか確認する

「高度な設定」「更新済み管理」が「受注分類タグ」になっているとして、

伝票の受注分類タグに設定名(例えば上記1(1)の例では「てすと」)があれば 処理済み。

「メニュー」「履歴」「操作履歴」で

処理日時、処理内容を確認できる。
(あとでタグを消している場合など、操作履歴が確実。)

処理済みなのに、意図したように反映されていない場合は、
操作履歴から逆算して、アプリで処理する前の状態のテスト伝票を作って、
上記1の検証をしてください。
アプリで処理した後にルールを変更している場合、ルールも当時の状態にすると、
現象が確認できるはずです。

処理済みではない場合は、運用の問題で、
アプリで処理する前に納品書印刷している可能性大です。
確認内容に応じて確認済みにするを正しく設定してください。

(2) アプリの実行履歴を確認する

処理から2、3日の間は、
アプリの実行履歴にて、ルールの採用状況を確認できる。



アプリで処理したがネクストエンジン側でエラーになった履歴も確認できる。
(これはネクストエンジン側の操作履歴には残らない。)